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小学校や中学校でPTA委員として活動するメリットと注意点

生活

新学期が始まると、親として直面する問題の一つが「PTA委員になってくれませんか?」という提案です。時間を要し、金銭的な報酬はないPTAの役割は、一般的にはあまり志願者がいないものです。理想的には参加も非参加も自由なはずですが、実際には多くの場合、強制的な雰囲気が漂っています。

忙しい日常生活の中で、仕事や家事、育児に加えてPTA活動に時間をさくのは煩わしいと感じられるかもしれません。私自身、二人の子どもの親として、これまでに何度もPTA委員を経験しました。そこで得た知見から、PTA委員として活動することのメリットをご紹介します。仕方なくPTA委員になったと思っている方々に、少しでも支えになればと思いますので、ぜひ参考にしてください。

PTA活動を通じた教員との良好な関係構築

PTA活動の大きなメリットの一つは、教員との良好な関係を築くことができる点です。これは非常に重要なことです。

地域によって違いはありますが、一般的に授業参観の後に「クラス懇談会」や「学年懇談会」が開催され、そこで教員と保護者が子どもたちの学校生活について話し合う機会があります。

私の地域では、特に小学校では授業参観には多くの保護者が参加しますが、懇談会への参加は学年が上がるにつれて少なくなる傾向があります。

その結果、教員にとっては「この保護者がどの生徒の親か」を把握するのが難しくなります。

PTA役員になることで、学校のさまざまな活動に関わり、教員と接する機会が増えます。これにより、クラスの担任だけでなく、他の教員とも関係を築くことができます。

教員は多くの生徒を把握する仕事なので、顔や名前を覚えるのが得意です。

PTAを通じて積極的に学校活動に参加することで、教員に顔を覚えてもらい、信頼関係を構築することが可能です。

ただし、注意点としては、「PTA役員になったにも関わらず活動に参加しない」という行動は、教員や他の保護者からの評価や信頼を失う原因になります。この点を考慮する必要があります。

子供が問題を抱えた時の対応とサポート

子供が学校に通う中で、避けられないトラブルに遭遇することは珍しくないものです。

この時、重要なのは「教員とのコミュニケーション」です。

教員と良好な関係が築けている場合、PTA活動を通じて学校を訪れる際に、子供の学校での様子や家庭内での状況を伝えることが可能になり、学校と家庭との連携がスムーズに進みます。現在、多くの学校では電話連絡よりも専用アプリを通じた連絡が一般的になっています。

小学生や中学生は基本的に自ら学校に通うため、特別な事情がなければ、保護者による送迎は少ない傾向にあります。

教員が保護者を覚えていることで、子供に関する良い知らせや問題を早期に察知することができます。また、教員からの声かけが子供自身のモチベーション向上や行動の修正につながることもあります。

例として、不登校気味の中学生の保護者がPTA役員を務めていました。その生徒が学校へ行くと言って家を出たが、実際には中学校に来ていない事態が発生した際、心配した複数の教員が周辺を捜索し、無事に見つかったというケースがあります。

このような状況で、教員との日頃のコミュニケーションがあったため、保護者は深く感謝したといいます。このエピソードは、PTA活動の重要性を示しています。

PTA活動の改善と効率的な運営

PTAの役員任期は通常一年間であり、新しい役員はしばしば前任者の活動をそのまま受け継ぐことが一般的です。

「この活動は本当に必要か?」と疑問を持つこともあるでしょうが、その点を議論するのが面倒であるため、結局活動を続けることがよくあります。

しかし、何かが無駄であると感じた場合は、勇気を持って「この活動は必要ではないと思います。削除しませんか?」と意見を提案することが重要です。

多くの人は変化に抵抗感を持ち、意見を出して注目を浴びることを避ける傾向があります。しかし、意見を出すことで不要な部分を削減し、効率化することが可能です。

新しい活動を始めることは追加の仕事を意味するため好まれませんが、逆に活動を減らすことは自分の時間を増やし、これは大きなメリットになります。そのため、提案に対して意外と多くの人が賛成してくれることもあります。

自分自身の時間を大切にし、可能な限りの自由な時間を子供と共に過ごすために利用することをお勧めします。

学校環境の深い理解を得る

 

PTA役員を務めると、教員同士の関係性や、地域からの学校サポートを行っている人々との交流が深まり、学校に関する様々な情報を耳にする機会が増えます。

通常、学校からのプリントを通じて情報を得ることが一般的ですが、PTA役員になることで、より迅速に情報を得ることが可能になります。信頼関係が築かれると、意見を求められることもあります。

学校側としては、プリント配布後の保護者のクレームよりも、事前に保護者の意見を聞いてからプリントを配布する方が効果的な場合があるようです。

これがどれだけメリットであるかは個々の感じ方によりますが、私はこれを大きなメリットと感じています。

PTA役員経験の振り返り

PTA役員としてのこれまでの経験から得た最も大きなメリットは、子供が何らかの問題に直面した時に、学校と連携し対応できることでした。

理想的には、子供が何のトラブルもなく幸せに過ごすことが望ましいですが、それは予測できません。

子供を何よりも大切に思う親ならば、PTA活動を子供のためのサポートと捉えることをお勧めします。

しかし、家庭の状況はそれぞれ異なります。もし選ばれたけれども参加が難しい場合は、その理由を最初にしっかり説明して辞退するか、他の役員に参加できる機会が限られることを理解してもらうことが大切です。

任命されたにも関わらず説明なしで活動に参加しない場合は、信頼を失う可能性があります。

責任を持って参加するか、できない場合は理解を得て辞退することが重要です。コミュニティーは信頼と信用に基づいて成り立っています。

PTA活動が子供に直接的に影響を与えるわけではありませんが、必ずしも悪いことばかりではないので、大切な子供のために、積極的に参加してみることを検討してみてはいかがでしょうか。

 

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